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問題11 次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)
「日本の消費者は世界一、目が肥えている(注1)」という言葉には2つの意味がある。第1は機能や味などへの要求水準が高いこと。第2には、わずかな傷も許さないなど見た目へのこだわりだ。
消費者は後者のこだわりを捨てつつある。それでは消費者は嫌々「傷物」に目を向け、我慢して買っているのか。必ずしもそうではない。
衣料品や家具などでは中古品市場や消費者同士の交換が盛んだ。再利用でごみが減り、環境にもいい。商品の傷も前の使用者のぬくもり(注2)とプラスにとらえる感性注3)が若い人を中心に広がっている。
規格(注4)外の農産物も似ている。ごみになるはずのものを安く使い、エコロジーと節約を両立させることに、前まえ向きの価値を見いだしているのではないか。不ぞろいな野菜は、むしろ手作り品を思わせる長所。消費者の新たな価値観に、企業がようやく追いついてきた。
市場が広がれば、粗悪品(注5)や不良品が出回る可能性も高まる。なぜ安いのか。本来の価値は損なわれていないか。企業の責任は重い。消費者にも「厳しい目」をきちんと持つことが求められる。
(日本経済新聞2009年8月27日付朝刊による)
(注1)目が肥えている:よい物を見慣れていて、物の価値がわかる
(注2)ぬくもり:あたたかい感じ
(注3)感性:感じ方
(注4)規格:基準
(注5)粗悪品:粗末で質が悪いもの
60 以前と比べ、消費者はどのように変わったか。
1 商品の機能や味を重視しなくなった。
2 商品の機能や味を重視するようになった。
3 商品の傷などの見た目を気にしなくなった。
4 商品の傷などの見た目を気にするようになった。
61 筆者は、消費者の意識の変化をどのようにとらえているか。
1 尐しぐらい質が下がっても、安いほうがいいと考えるようになった。
2 ものに対する要求水準が下がって、どの商品にも価値を認めるようになった。
3 多尐問題があっても、環境のために我慢するほうがいいと思うようになった。
4 今まで問題があると思われたものにも、違った価値があると思うようになった。
62 追いついてきたとあるが、企業がどうなってきたのか。
1 見た目にこだわらなくなった。
2 環境への責任の重さを感じ始めた。
3 消費者の厳しい目を意識するようになった。
4 消費者の意識の変化をくみ取るようになった。
(2)
私はどちらかと言えば根が楽天的だが、昔は営業の強烈なノルマ(注1)に苦しんだこともある。そういう日々の中から①いつしか身につけたことのひとつが「幸せ感のハードル(注2)を低くする」だった。
たとえば、あと一歩のところで契約が結べなかった日、会社に戻ってしょげかえる(注3)代わりに「あの社長と一時間も話せるところまできた」と自分の成果を見つけて評価する。そうやって一日を締しめくくれば(注4)、明日への活力も湧いてきた。
仕事そのものも、「仕事は趣味や遊びとはちがう。仕事はお金をもらうのだから、楽しくないことがあっても当たり前」と思ってやってきた。②そこを基準にすれば、尐々のことは当然のこととして受け入れられるし、何かいいことがあったときは「お金をもらいながらこんな気持ちを味わえるなんて」と幸せ感も倍増する。
どうせ人生の一定の時間を仕事に費やすのなら、その時間が楽しいと思えるほうがいいに決まっている。それに楽しいと思ってすることは、何かとスムーズに運び成果もあがるものだ。こうして好循環が生まれてくる。
人は楽しいから笑顔になるのだが、「まず笑顔をつくると、それによって楽しい気持が湧いてくる」という研究結果があるという。これにならえば、充実感を得られる仕事を手にするには、楽しめる仕事を探すのも大事だが、小さなことでも楽しめるようになることも意外にあなどれない(注5)ポイントだ。
(高城幸司『上司につける薬!-マネジメント入門』による)
(注1)強きょう烈れつなノルマ:厳しい条件で課される仕事
(注2)ハードル:ここでは、基準
(注3)しょげかえる:ひどくがっかりする
(注4)締めくくる:終える
(注5)あなどれない:軽視できない
63 ①いつしか身につけたことのひとつの例として近いものはどれか。
1 ピアノの先生には何も言われなかったけれども、自分ではうまくひけなかったので次はもっと頑張りたいと思う。
2 パーティーの準備をするのが大変だったけれども、みんなが喜んでくれたのでまたぜひ開きたいと思う。
3 強いチームが相手で試合に勝てなかったけれども、得点を入れることができたのでよかったと考える。
4 何かを買おうと思っていたわけではないけれども、ちょうど気に入った服が見つかったのでよかったと考える。
64 ②そことは何か。
1 仕事には苦労があるものだということ
2 仕事をすれば何かいいことがあるということ
3 仕事ではお金をもらうのが当然だということ
4 仕事はうまくいかなくて当たり前だということ
65 この文章で筆者の言いたいことは何か。
1 仕事も精一杯頑張ればそれだけ充実感を得ることができる。
2 仕事もまず表情を意識することで楽しい気持が湧いてくる。
3 自分が本当に好きな仕事であれば笑顔で楽しむことができる
4 小さいことに喜びを持つことで楽しく仕事ができるようになる
(3)
たとえば、「走る」ことは、一見単純で誰にでもできる運動ではあるが、「速く走る技術」となると、なかなか①身につけることが難しい。教えられたように走るフォームを改善することが簡単ではないからだ。
誰でもできる運動なのに、なぜその改善が難しいのだろう。
実は、普段慣れている動作ほど、その動作に対する神経支配がしっかりとできあがっているからだ。運動の技術やフォームを改善することは、その運動を支配する神経回路(注1)を組みかえることになるので、そう簡単にはいかない。
コーチは、腕を振り、膝の運び方、上体の前傾の取り方など、フォームを矯正(注2)しようと指導し、指導を受けるランナー(注3)も指摘された体の動きの修正に意識を向けてトレーニングするのが普通である。しかし、動作の修正には多くの時間と繰り返しが必要であり、またその効果が上がらないことも多い。そして、トレーニングの効果が上がらない人は、「運動神経」が良くないということになる。
②この場合、運動技術の修正は、「運動の神経回路を修正する」ことであると考えることによって、解決の糸口(注4)がみつかる。
スポーツ技術や「身のこなし(注5)」の習得には、神経回路に直接的に刺激を与えるようなトレーニング上の工夫が必要である。
工夫をいろいろと重ねるうちに、「動作をイメージし、それに体感する」ことが、運動の神経回路を改善するのにきわめて有効であることがわかってきた。
(小林寛道『運動神経の科学―誰でも足は速くなる』による)
(注1)神経回路:ここでは、神経をつなぐ仕組み
(注2)矯正する:正しくなるように直す
(注3)ランナー:走る人
(注4)糸口:きっかけ
(注5)身のこなし:体の動かし方
66 「早く走る技術」はなぜ①身につけることが難しいのか。
1 走るフォームは一度固定されると変えられないから
2 走るフォームを指導する方法があまり改善されていないから
3 走るための神経の仕組みはすでにできていて変えにくいから
4 走るための神経の仕組みは他の動作とは違う特殊なものだから
67 ②この場合とはどんな場合か。
1 練習に十分な時間が取れない場合
2 練習の効果がうまく現れない場合
3 走り方の改善に集中できない場合
4 コーチの指導が理解できない場合
68 筆者によると、「速く走る技術」を身につけるにはどうすればよいか。
1 速く走る動きを頭に描いてその感覚を体で感じるようにする。
2 神経の仕組みに直接刺激を与えるためにいろいろな走り方を試す。
3 頭で考えるよりも、何度も練習を重ねて体で覚えるようにする。
4 コーチの指導を受けながら走り方の修正に全神経を集中させて走る。
問題12 次のAとBの文章を読んで、後の問に対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
A
今日、多くの国々で、地球環境に配慮した(注)車が求められている。そのような中でガソリンではなく電気で走る自動車が登場したが、まだ値段も高く長距離を走ることも難しい。また、充電する場所も限られるために、電気自動車に乗る人はそれほど多くない。 しかし、近い将来、それらの問題も技術の進歩によって解決され、やがてはより身近で一般的な乗り物になっていることが考えられる。また、電気自動車は構造が複雑ではないため、一人用または二人用の小型のものならば、個人で製造できる可能性もあるそうだ。数十年後には一人一台電気自動車を持ち、全国どこへでも行ける時代が訪れるかもしれない。
B
今や自動車は私たちの生活になくてはならないものになっているが、環境への意識が高まるにつれ、車に対する人々の考え方が変化してきている。その結果、電気自動車が、走行時に二酸化炭素を出さず、騒音も尐ないことから、環境に優しい車として注目を集め、徐々に利用者も増えている。また、カーシェアリングといって、一台の車を複数の人で使用するというシステムも整ってきている。このような傾向が続けば、個人で車を持つ必要性は薄れてくるだろう。十年後、二十年後はガソリン車が姿を消し、電気をエネルギーとする車を数人で一台利用している、そんな時代が来るかもしれない。
(注)~に配慮する:~を大切に思っていろいろ考慮する。
69 AとBのどちらの文章にも触れられている点は何か。
1 電気自動車所有状況の予測
2 人々の電気自動車に対する関心の高さ
3 今後開発される電気自動車の新機能
4 現在の電気自動車が環境に与える効果
70 AとBの筆者は、車社会の今後の可能性についてどのように考えているか。
1 AもBも、車の台数はさらに増え、人々の生活に不可欠なものになるだるうと考えている。
2 AもBも、車の技術はますます進歩し、環境を意識した車が手軽に利用できるようになるかもしれないと考えている。
3 Aは電気自動車の利用者が増えると考え、Bは電気自動車の普及に加え利用の仕方も変化するだろうと考えている。
4 Aは電気自動車の技術が向上すると考え、Bは将来個人で電気自動車を所有することになるだろうと考えている。
答案:
問題11:3 4 4 3 1 4 3 2 1
問題12 :1 3
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