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2009年12月日语能力考二级真题及答案(读解)02

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  問題Ⅱ次の(1)から(3)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1.2.3.4から一つ選びなさい。

  (1)忘れがたい記憶として心に残っている親子がいる。勉強が苦手で、運動も苦手。場の(注1)空気もうまく読めない。いじめの対象にならないか心配で、私もその子の状態に注意しながら、指導していた。

  ある日、(注2)家庭訪問をした。お母さんと話をしていたところ「私は親というものがどうすべきものかわからない。いつも迷ってばかりで、①こどもといるのがつらい」と言う。(3)幼少のころ家庭環境に恵まれず、家庭や家庭に幸せなイメ-ジを持てないでいるつらさが伝わってきた。

  私は(注4)衝撃を受けた。それまで②家族の喜びを、当たり前のものとして考えていたからだ。だが、そのお母さんの言葉は、家庭のいる幸福が決して当たり前でなく、学習や経験をして初めて得られるものだということを示していた。

  以後思う。子どもにも大人になっても幸福な生活をくらせたいなら、まず子どもの今を幸せに生かしてやることだ。

  ところが、受験競争の中で睡眠時間を削って勉強し、成功をつかんだ若者は、③睡眠時間を削ることを恐れない。(注5)ビジネスマンとなっても、睡眠時間を削って働く。

  子どものころ(注6)家族だんらんなどに(注7)縁のないまま育ったとすると、親になっても、その必要を感じないことだってあるだろう。

  (陰山英男『子どもと伸びる』日本経済新聞2008年5月10日付朝刊による)

  (注1)空気を読めない:まわりの人の考えや気持ちを感じ取れない

  (注2)家庭訪問:親と話し合うために学校の教師が子どもの家を訪問すること

  (注3)幼少のころ:子どものころ

  (注4)衝撃を受ける:とても驚く

  (注5)ビジネスマン:ここでは、サラリ-マン

  (注6)家族だんらん;家族が集まり、楽しい時間を過ごすこと

  (注7)縁がいない:ここでは、実際に経験したことがない

  問(1)この母親が①「子どもといるのがつらい」と感じていたのはなぜか。

  1.子どもが勉強も運動も苦手で場の空気も読めないから

  2.子どもが学校でいじめの対象になっているから

  3.親としてどうすべきなのかが分からないから

  4.親が子どもに勉強をどう教えたらいいかしらないから問

  (2)②「家族の喜び」とは、どのようなものか。

  1.家族のために自分にも何かできることがあるという喜び

  2.家族のメンバ-が受験や仕事などで成功して感じる喜び

  3.家族と一緒に楽しく過ごすことによって感じる喜び

  4.家族が学校に幸せなイメ-ジを持っているという喜び

  問(3)③「睡眠時間を削ることを恐れない」とあるが、なぜか。

  1.睡眠時間を削ってでも、家族だんらんの時間を作ろうとしているから

  2.睡眠時間を削って勉強することによって、それまで成功してきたから

  3.睡眠時間を削らないと、大人になって幸せになれないと信じているから

  4.睡眠時間を削ることが当たり前で、それが家族にとって幸せだから問

  (4)④筆者が本文中の親子から学んだことはどんなことか。

  1.家族のいる幸福は、どんな家庭においても、普段の生活の中で感じられるものだということ

  2.家族のいる幸福は、受験勉強や仕事を通して、一生懸命努力しないと持てないものだということ

  3.家族のいる幸福は、いじめられたり家庭環境に恵まれない子どもほど、強く感じるものだということ

  4.家族のいる幸福は、当たり前のものではなく、学習や経験をして得られるものだということ

  (2)嫌いだった野菜が食べられるようになったときのことを思い出してください。嫌いな野菜を食べるときにも、大人へ階段を意識することがあったのではないでしょうか。

  ぼくが子どもの頃は卵が貴重品だったのですが、その大好きな卵料理に、大嫌いなニンジンやピ-マンが入っているときは正直悲しかった。子供心に「なんてことしてくれるんだ」と思うわけですが、それでも我慢して食べなければならない。半分は大好きな卵ですから、全部嫌いになったわけではない。

  そして嫌いなものと好きなものが一緒になっている料理を食べているうちに、なんとなく「大人になったなあ」という気分を味わったものです。ある種の(注1)誇らしさを覚えたといってもいいでしょう。

  ①こういう経験から、子供は未来を(注2)自覚していくものかもしれません。

  今は何でもあるから、嫌いなものを無理して子供に食べさせることはないだろうと考える人が増えました。卵が好きな子には卵だけ食べさせる。ニンジンやピ-マンは大人になれば自然に食べるようになるだろう...というのは大きいな間違いで、子供向きのものばかりを与えられてきた彼らには、それを好きになるチャンスがありません。

  情報や(注3)エンタテイメントもそう。②「子供向き」というものをわざわざ作って、大人の世界と(注4)隔離してしまうから、大人になってからも、情報に(注5)偏りがあることのおかしさに③気づかない。

  なんでもあるから自由に選べる、自由に選ぼう、という態度でいては、結局のところ、好きなものしか選ばない状況を作り出すだけなのです。食べ物が(注6)偏食なら、情報だって偏食。いつまで経っても、自分の好きなものしか興味を持たない。結果的に世界が拡がっていくのを(注7)阻害している。

  ぼくは随分前から「情報の偏食時代が始まった」と言い続けてきたのですが、その傾向はますます加速する一方です。

  (大林宣彦『なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか』による)

  (注1)誇らしさ:誇りに思う気持ち

  (注2)自覚する:自分で感じ取る

  (注3)エンタテイメント:娯楽

  (注4)隔離する:離す

  (注5)偏りがある:バランスがとれていない

  (注6)偏食:好きなものしか食べないこと

  (注7)阻害する:じゃまをする

  問(1)①「こういう経験」とは、どのようなものか。

  1.嫌いなものが入った料理を食べられたことで、大人になったと感じた経験

  2.好きな卵料理に嫌いな食べ物が入っていて、とても悲しく思った経験

  3.卵が貴重であることを知って、ありがたく思いながら味わって食べた経験

  4.大人になった気分を味わうために、嫌いもの我慢して食べた経験問

  (2)筆者の述べている②「子供向き」のものとは、どのようなものか。

  1.大人への階段を上るチャンスとなるもの

  2.大人も子供も一緒に興味を持てるもの

  3.子どもが好きなものだけ寄せ集めたもの

  4.子ども自分の判断で自由に選んだもの

  問(3)③「気づかない」とあるが、なぜ気づかないのか。

  1.大人になるまで大人の世界のことしか知らなかったから

  2.大人になって初めて「子ども向き」のものを知ったから

  3.子どもの時から嫌いなもの一緒に与えられてきたから

  4.子どものころからすきなものしか与えられなかったから

  問(4)筆者の考えと合っているものはどれか。

  1.子どもの世界が広がるように、好きなものも嫌いなものもすべて一緒に与えるべきだ。

  2.子どもに広く興味を待たせるためには、「子ども向き」とされるものが一番である。

  3.子どもが好きなものを選べないのは、大人の世界と大きく隔離されているからだ。

  4.子どもの情報に偏りがあるのは、食べ物に偏りがあることが原因だと考えられる。

  (3)なにが原因だったか、①私は弟とけんかになった。列車は向き合って座る(注1)四人掛けだったから、(注2)進行方面むきの席の奪い合いだったのたと思う。前に座っていた弟が私の帽子をいきなりつかむと、窓から放り投げた。一瞬なにが起きたのかわからなかった。(注3)ぼ-ぜんと外を見た私の目に、青い空を逃げるように飛んでいく白い帽子がみえた。そのとたん私は火がついたように②泣き出した。でもおどろいて見上げたときの空の色は今まで忘れられない。青く、明るくどこまでも広がっていた。その中を私の帽子は喜んでいるように飛んでいったのだ。

  あのときから、帽子は私の目の中で、空を飛び続けている。どこかに落ちて、さびしくよごれていくなんて考えるのはいやだったから、③少しずつおおきく立派になりながら。今ごろははっと宇宙船になっているだろう...あのときの悲しい気持ちが忘れられなくって、こんなふうに(注4)しつっこく思い続けている。(中略)青いきれいな空を見るたびに、私はこの白い帽子のことを思い出す。このことがあってからそらは私にとって特別なものになってしまった。④そこは過ぎた時間と今の時間が重なっているところなのだ。今見ている景色っていったいなんだろう。昔が入りこむと、今がいっそう今らしく見えてくるから不思議だ。

  (注1)四人掛け:4人用の席

  (注2)進行方面むきの席:進む方に向かって座る席

  (注3)ぼ-せんと:何が起こったか、よくわからない様子で、普通「呆然と」と書く

  (注4)しつっこく:普通「しつこく」と書く

  問(1)①「私は弟とけんかになった」とあるが、どんなけんかだったのか。

  1.白い帽子を2人ともかぶりたくて、列車の中で取り合いになった。

  2.2人が席を取り合って、弟が筆者の帽子を列車の外に放り投げた。

  3.好きな席に座れなかった弟が、怒って自分の帽子を外に放り投げた。

  4.帽子のうばい合いになり、お互いの帽子を列車の窓から放り投げた。

  問(2)②「泣き出した」とあるが、筆者はなぜ泣いたと考えられるか。

  1.帽子はどこかに落ちて、汚れてしまうと思ったから

  2.帽子の白と青い空とが、とても美しいと思ったから

  3.そらを高く飛んでいる帽子を見て、すごいと思ったから

  4.窓の外の帽子は、もう戻ってこないと思ったから

  問(3)③「少しずつおおきく立派になりながら」とあるが、何が大きく立派になっているのか。

  1.帽子2.弟3.筆者4.列車

  問(4)④「そこは過ぎた時間と今の時間が重なっているところなのだ」とあるが、筆者の気持ちは次のどれか。

  1.昔帽子が飛んでいった青い空を見て、筆者は今も弟とけんがをしてしまったと悲しく思っている。

  2.昔列車の窓から飛んでいった帽子が、筆者の心の中では宇宙船となり、筆者は今それをとても喜んでいる

  3.今見上げる青空は、昔列車の窓から飛んでいった帽子を思い出させ、今と昔が結びついているように思われる。

  4.昔白い帽子がなくなった時はとても悲しいかったが、今は美しい思いだとして受け止められるようになった。

  答案:3 3 2 4 1 3 1 4

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