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2009年7月日语能力考一级真题读解部分02

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  問題Ⅱ 次の(1)から(3)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なのを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

  (1)模倣であれ、後追いであれ、技術開発は企業を活性化し、発展と成長の(注1)原動力となる。戦後の企業発展の歴史を見ると、模倣から始まった技術は、やがて完成度を高め。企業を大きく成長へと導いた。その過程で、世の中になかった技術の開発があれば、その企業は一流の企業として市場から尊敬を集めた。

  しかし新技術や新製品は、すぐさま模倣され、やがて市場での(注2)シェア争いが始まり、価格競争になる。成功した企業は規模拡大に突き進み、関心は(注3)自社の時価総額に移ってくる。そして、収益につながらない研究部門や工場を軽視し、経営効率を求め規模拡大の(注4)路線をひた走るようになり、①これと引き換えに、徐々にではあるが未来への夢とロマンが失われていく。

  これは真の(注5)オリジナリティーを持たない企業やそれを失った企業の②避けられない宿命である、市場に需要拡大が止まり、自社の成長が止まると、内部は停滞ムードに覆われ、輝きを失い、業績は低迷を始める。いかなる企業にも例外はない、企業経営における夢とロマンは、新技術の開発、管理技術の向上、新しいビジネスモデルの構築などを通じてしか生まれてこない。経営効率は企業評価の基準ではあるが、それを追求した結果、夢とロマンを見失い、業績の低迷が始まるとは皮肉なことである。

  (中略)

  今、我々に最も欠けているもの、それは(③ )、大きな夢と心躍るロマンである。

  (「経済気象台」朝日新聞2007年13月29日付朝刊による)

  (注1)原動力:動かす力

  (注2)シェア:市場で占める割合

  (注3)自社の時価総額:会社が発行した全ての株式の、その時その時での価格

  (注4)路線をひた走る:その方針をあくまで進める

  (注5)オリジナリティー:独創性

  問1 ①「これ」とは、何をさすか。

  1 経営効率のために求められる企業の規模拡大

  2 成功した企業が関心を寄せる自社の時価総額

  3 技術開発のために欠かせない管理技術の向上

  4 市場での企業間のシェア争いによる価格競争

  問2 ②「避けられない宿命」とは、どのようなことか。

  1 自社の業績が停滞して未来への展望を持てなくなり、価格競争にのみ関心が向くこと

  2 経営効率第一と考え未来への夢とロマンを見失ったため、企業として成長しなくなること

  3 完成度の高い独自の技術を持つ企業が、その技術を他社から後追いされてシェアを奪われること

  4 市場での需要拡大が止まったために、自社のオリジナリティーを捨てなければならなくなること

  問3(③)に入る適切なものはどれか。

  1 金(カネ)と言う原動力で活性化する

  2 金(カネ)と言う確実な利益を得られない

  3 金(カネ)と言う価値基準では評価できない

  4 金(カネ)と言うはっきりした結果をもたらす

  問4 筆者によると、企業経営で重要なことは何か。

  1 未来への展望を持ち、企業の独創性を失わないで経営を進めること

  2 停滞ムードを確り、他社の模倣や後追いでシェア拡大を進めること

  3 世間からの企業評価を高めるために、経営効率の追求を進めること

  4 業績の低迷に動揺せず、夢やロマンのために需要拡大を進めること

  (2)好き嫌いを言葉で説明するのは難しい。人に会ったら「何となく好きなタイプ」とか(注1)「いけ好かない奴」といった感情が自然に生まれる。どこかに理由はあるのだろうが、うまく言葉にできない。「どうして私のことを好きなの」と尋ね合う恋人達は、この意味で①滑稽である。「優しいから」「しっかり者だから」と明朗な答えを返したとしても、「優しくて、しっかり者ならば誰でもよいのか」と問われれば、言葉に(注2)窮する。(注3)好悪の理由を言語化することは叶わぬ試みなのだ。では、言葉を話せない乳児は「いい人」と「悪い人」を区別できるだろうか。イェール大学のハムリン博士の実験が、この疑問に明快な答えを与えている。生後6ヵ月の乳児に、(注4)円盤に二つの目が描かれた可愛い(注5)キャラクター「クライム君」を見せる。クライム君は斜面を登ろうと努力している。ここで新キャラクターA とBが登場する。A はクライム君を背後から押して登るのを手伝ってくれる。Bは坂上から押し下げて邪魔をする。すると乳児はA を長く眺めたり、あるいはA に手を押ばしたりするようになる。BよりもAが好きなのだ。

  たとえば三歳児はまだ(注6)「かくれんぼう」ができない。ただ瞼を閉じて持っている。自分から見えなければ、(注7 )鬼役からも見えないと考えているわけだ。一般に、他人の立場で状況を把握できるのは4歳以降だといわれる。一方、いい人かどうか判断するのは6ヵ月齢の脳で可能なわけだから、②「他者評価」はずいぶんと原始的行為だと言える。私達の社会コミュニケーションも、明示的理性とは異なる非言語的直感が意外なほど支配しているに違いない。

  (池谷裕二「あすへの話題」日本経済新聞2007年15月5日付夕刊による)

  (注1) いけ好かない:好きになれない

  (注2) 窮する:困る (注3) 好悪:好き嫌い

  (注4) 円盤:丸い形をした平たいもの

  (注5) キャラクター:ここでは、登場人物

  (注6) かくれんぼう:隠れた子供を探して見つける遊び

  (注7) 鬼役:かくれんぼうで隠れた子供を見つけてつかまえる子供の役

  問1 ①「滑稽である」とあるが、なぜ滑稽なのか。

  1 感情を表す言葉はさほど豊富ではないから

  2 好き嫌いの感情は非論理的なものであるから

  3 明快に説明しても聞く人はそう感じないから

  4 説明しているうちに感情的になってしまうから

  問2 ハ__________ムリン博士の実験で、どのようなことが分かったのか。

  1 生後6ヵ月の乳児は、困っている人を見ると助けようとする。

  2 生後6ヵ月の乳児は、新しいキャラクターを好む傾向がある。

  3 生後6ヵ月の乳児は、いい人と悪い人を見分けることができる。

  4 生後6ヵ月の乳児は、動くものを見つめたり触ろうとしたりする。

  問3 ②「他者評価」の説明として正しいものはどれか。

  1 その人への好悪を直観的に感じ取るから

  2 他人が自分をどう見ているか察すること

  3 他人の立場から状況を把握し判断すること

  4 直接見えなくてもその人の存在に気づくこと

  問4 本文の内容に合っているのはどれか。

  1 大人は明示的理性によるコミュニケーションが支配的だが、4歳以降の子供は意外なほどそうではない。

  2 3歳児は自分の気持ちを言葉で相手に伝えることはできないが、4歳以降になるとできるようになってくる

  3 人間のコミュニケーションは直感により行われているところがあり、好き嫌いの判断は6ヵ月の乳児でも可能である。

  4 人間は、生後6ヵ月ではまだまだ原始的なコミュニケーションしかできず、大人と同じように好悪を言葉で説明できるのは4歳以降だ。

  (3) 街中や乗り物の中で(注1)アナウンスは、必要な情報以外は聞き流してしまうことが多い。

  先日ある私鉄電車に乗っていて、耳に残る①アナウンスを聞いて。もうじき終点というとき、車掌らしき男性の声で「本日も沈み、寒くなってまいりました、皆様お気をつけてお降りくださいませ。すてきな週末を過ごされますよう、お祈り申し上げております」と、確かこのような言葉だった。車中の人々は、一瞬(注2)聞き耳をたてたり、顔を見合わせ(注3)クスリと笑ったり、それぞれ反忚は違ったが、何となく和やかな雰囲気になって降りていった。飛行機や新幹線などでは聞いたかもしれないが、この私鉄でこのようなアナウンスを聞いたのは初めてだ。ゆっくり考えつつ言っているような(注4)口調だったので、たぶん個人的なサービス精神で言ってみたのではないかと思う。それとも、私が知らないだけで、日没時にはそう言う②決まりになっているのかもしれないが、(注5)マニュアル(注6)棒読みしているアナウンスが多い中で、たまに(注7)機転をきかせた言葉にふれると、それだけで新鮮に思い、人間味を感じてしまうから不思議だ。とはいえ感じ方もいろいろなので、よけいな情報を聞きたくない人もいるだろう。口調や、タイミング、時間帯などによってうるさく感じる場合もあるかもしれないので、③そこは難しいところだが、乗り物などの場合、動かしている者と乗っているもの、お互いに人間なのだと意識できるという意味では事故抑制にもつながるかもしれない。

  印刷された年賀状でも、たったひと言(注8)直筆の言葉が添えてあるだけで、親しみを感じられるように、マニュアル化された言葉の中にもほんのわずか、自分の言葉が含まれていると人間味を感じることができるのだと思わせられる出来事だった。

  (神田茜「断」産経新聞2007年11月17日付朝刊による)

  (注1) アナウンス:ここでは、車内放送

  (注3) くすりと笑う:軽く笑う

  (注4) 口調:話し方、話す様子

  (注5) マニュアル:やり方を説明したもの

  (注6) 棒読み:単調な読み方

  (注7) 機転をきかせる:工夫して上手に対忚する

  (注8) 直筆:その人の手で書いたもの

  問1 この①「アナウンス」が筆者の耳に残ったのはなぜか。

  1 内容がおかしかったから

  2 適切な情報が得られたから

  3 言葉遣いが丁寧だったから

  4 情緒的な味わいがあったから

  問2 ②「決まり」とはどのような決まりのことか。

  1 その時間になると、筆者が聞いたのと同じアナウンスをする

  2 どんな客にも分かるように、明確にアナウンスの言葉を発音する。

  3 決まった時間に、普段のマニュアルをいっそう丁寧にゆっくり読む。

  4 サービス精神を発揮して、客を喜ばせることを必ずアナウンスする。

  問3③「そこは難しいところだ」とあるが、何が難しいのか。

  1 いいタイミングで的確な情報をアナウンスすること

  2 状況に忚じ内容や言い方を判断してアナウンスすること

  3 乗客に好感を持たれるような口調でアナウンスすること

  4 聞きたくない人もいるだろうと想像してアナウンスすること

  問4 本文の内容に合っているのはどれか。

  1 アナウンスでは、乗客に直接語りかける言葉を使わない限り、情報が正確に伝わりづらい

  2 マニュアル通りのアナウンスだけでなく、自分の言葉を付け加えれば、乗客にその温かさが伝わる。

  3 車掌はマニュアル化されたアナウンスに自分の言葉を足すことで、乗客の安全を確保するべきである。

  4 自分の言葉が入っていなければ、どんなによくできたアナウンスのマニュアルも効果が発揮されない。

  答案:1 2 3 1 2 3 1 3 3 1 3 2


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