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2008年日语能力考一级真题读解部分02

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  問題Ⅱ 次の(1)から(3)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1?2?3?4から一つ選びなさい。

  (1)カナダの作曲家シェーフゔーは、音環境をサウンドスケープという視点から捉(とら)えること

  を(注1)提唱(ていしょう)し、運動を展開している。サウンドスケープは"音の風景"と訳すことができ

  るだろうが、これは、都市空間をはじめ、あらゆる環境の中で不愉快な雑音が我々の生活を害するようになった現在、音環境を含めて生活のすべての面で快適性を高めたいという社会的(注2)ニーズの表れであろう。

  日常生活を妨げる音をできるだけ防止するために、その場.時間.状況に応じて適切な環境音楽が流されている。環境音楽は、快適性を音環境の中に取り入れたものといえる。現代の文明は騒音をますます増大させているが、同時に最新の技術によって発生騒音を少 なくする努力も大いになされるだろう。しかしながら、我々は生活の中で、環境音楽と考えてかえって不必要な音や音楽を流しすぎていないだろうか。いや、たれ流しているといってもいいぐらいだ。ド゗ツの大指揮 家カール.ベームは、筆者も何回となく来日の折に聴(き)いているが、ある時東京のデパートのエレベーターに乗り、そこに流れていたド゗ツの古典音楽を聞いて非常に憤慨したそう である。(注3)いとも安易にクラシック音楽が東京の町中に氾濫(はんらん)していることにベームは(注4)業(ごう)を煮やしたのだろう。遠山一行(とおやまかずゆき)さんのような批評家がいう、「クラシック音楽は他者との出会い」という(注5)厳しいスト゗ックな見方と現実は大きく違ってしまい、我々はあまりに(注6)゗ージーに音楽を氾濫させていると筆者は思う。そして、それが非常に商業主義と結びついていることが多いと筆者は(注7)危惧(きぐ)しているのである。 (江口文陽.尾形圭子.須藤賢一『生活環境論』による)

  (注1)提唱(ていしょう)する:自分の意見や考えを人々に示して呼びかける

  (注2)ニーズ:必要性

  (注3)いとも:大変、非常に

  (注4)業(ごう)を煮やす:思うように行かず、腹を立てる

  (注5)スト゗ックな:欲求や楽しみをあえて抑える様子

  (注6)゗ージーに:安易に

  (注7)危惧(きぐ)する:心配する

  問1 カナダの作曲家シェーフゔーの展開する運動とはどのような運動か。

  1 都市空間に美しい風景を゗メージさせる音楽を流し、生活環境を向上させる。

  2 カナダの作曲家が始めたサウンドスケープという運動に基づいて音環境を作り上げる。

  3 生活の快適性を高めるために、環境音楽などを用いて音環境を整える。

  4 場所、時間、状況に応じて、適切な環境音楽としてクラシック音楽を流す。

  問2 本文によると、環境音楽とはどのようなものか。

  1 日常生活の不快な音をさえぎるために流されているもの

  2 豊かな自然に囲まれた環境の中で聞くことができるもの

  3 筆者が日常生活の中で安易に聞かされているもの

  4 現代文明が作り出した環境の中から自然に生じたもの

  問3 「厳しいスト゗ックな見方」とはどのような見方と考えられるか。

  1 外では音楽を全く流さず、他人が不愉快にならないよう配慮する。

  2 クラシック音楽を聴くには、ふさわしい時と場を選ぶ必要がある。

  3 増大しつつある騒音は、種々の音楽を流すことで緩和するべきだ。

  4 日常生活を妨げる騒音は、社会にあってはならないので排除する。

  問4 筆者はこの文章を通して何を批判しようとしているのか。

  1 「クラシック音楽は他者との出会い」という見方が広がること

  2 日常生活の騒音を減少させようとするより環境音楽でそれを隠そうとすること

  3 商業主義と結びついて安易に音楽を町中に氾濫(はんらん)させること

  4 環境音楽を流しすぎてかえって町中の騒音を増大させること

  (2)家事労働は、やってみると案外と簡単なものだ。嘘だと思う男性諸君は、一度やってみるといい。今はいい洗剤があるから皿洗いは楽だし、研(と)いだ米に分量の水を入れて、ス゗ッチを押せば自然に炊きあがる電気炊飯器(すいはんき)という便利な器械もある。やる気になれば男だって一人で飯をつくり、暮らして行けないことはない。

  わが家は、妻が毎日仕事に出かけ、僕は家で仕事をしているから、生活のパターンがふつうのサラリーマン家庭とは逆になっている。 そうは言っても、仕事から帰って来た妻が食事を作り、後片付けもしていた。それを見て、大変そうだなと思い、後片付けくらいはしてやるよと気軽に台所に立ってみた。ところが、やってみると案外に楽しかった。汚れた食器が次々にきれいになっていくのはなかなか気持ちのいいものだ。わずか10分か15分で、ひと仕事終えたという労働の充実感も味わえる。この、ひと区切りつくというのが家事労働の面白いところかもしれない。

  60歳を過ぎた僕がこんなことを言うと、同年輩(どうねんぱい)の(注1)亭主(ていしゅ)族からはなんと(注2)甘っちょろいと思われるかもしれない。20代30代からは、なんで今さらそんなことに気づいたのだと言われそうだ。

  「最近の女性は耐えるということを知らない」などと世間では言っている。確かに昔に比べると、我慢するということが少なくなったようだが、これは( )ことだと思う。 昔の女性が我慢していたのは、経済力がなくて夫に養われているという意識があったからだろう。今は、仕事を持ったり(注3)パートタ゗ムで働いたりして、ちゃんと収入を得られるようになった。しかも、亭主が汗水たらして働いていても、たいして高い給料をもらっているわけではないのだという現実もわかってくる。

  (中略)

  わが家の場合、今の若夫婦のように、権利だ義務だと分けて、家事を分担しているのではない。なんとなくそういう具合になっている。とはいえ、サラリーマンを続けていたら、なんとなくそういう具合にはならなかっただろう。

  権利だ義務だというのは、(注4)押しなべて世間に広がらなくてはならない決まりである。家庭にそんなものはいらない。家庭にあるのは(注5)流儀(りゅうぎ)だろう。サラリーマンにはサラリーマンの家庭の、わが家にはわが家の流儀がある。

  おおまかであって、伸縮(しんしゅく)自在だけれども、ひとつの流れになっているという曖昧(あいまい)な流儀(りゅうぎ)が、おおまかな僕には似合っている。 (常盤新平 『ベストパートナー―「夫婦」という名の他人』による)

  (注1)亭主(ていしゅ):夫

  (注2)甘っちょろい:考えが甘い

  (注3)パートタ゗ム:正規の雇用ではない短時間の労働

  (注4)押しなべて:全体にわたって

  (注5)流儀(りゅうぎ):物事のやり方、手法

  問1 ( )に入る最も適当な言葉はどれか。

  1 つまらない 2 いい 3 おどろくべき 4 よくない

  問2 筆者は、どうして今の女性は我慢をしなくなったと考えているか。

  1 家事労働は女性の義務ではなく、男性も相応に分担するべきだという考え方が広がったから

  2 人々が権利や義務について考えるようになり、女性も権利を主張できるようになったから

  3 経済力をつけたので、亭主(ていしゅ)が糘ぐということをそんなに偉いこととは思わなくなったから

  4 経済力がなくても、妻は夫に養われているという考えを持つ女性が少なくなったから

  問3 筆者が家事労働を始めた理由は何か。

  1 家事は夫婦で分担するものだという考えに共鳴したから

  2 経済力がなくなり家事を分担せざるを得なくなったため

  3 男性が台所に立ちたくなるような環境が整ってきたから

  4 外での仕事を持つ妻の負担を多少なりとも軽減するため

  問4 筆者は、家庭における夫婦の役割は何によって決まると考えているか。

  1 それぞれの家の事情に沿った独自のやり方

  2 家事は女の仕事だという伝統的な社会規範

  3 世間全体に受け入れられるべき価値基準

  4 家事は男女が平等に分担すべきだという考え方

  (3)桜が終わり、さまざまな春の花がいっせいに咲きそろうころになると、少しばかり憂鬱(ゆううつ)になる。(注1)自分をもてあます。例年春が終わるまでは憂鬱に沈みこんで過ごすのだが、先日ちょっと①目を見開かされることがあった。

  見開いてくれたのは、小学生の少年である。彼と私はときおり「世間話」をする仲だ。あるとき彼は、「あのね、おばちゃん。ぼくね、自分がへんな顔してるんで、いやだったんだ」と始めたのだ。

  驚いた。彼を知ってから何年かになるが、そんなことを思っているとは、(注2)つゆ知らなかった。彼の顔を私は(注3)まじまじ眺めた。なるほど平凡な、これといった特徴のない顔である。へんな顔だちだろうか。わからない。子供らしさがかがやいている顔ではあるが。

  「洗面所の鏡を見るたびにね、悲しかったの」。そうなの、と私は( ② )に答えた。話がどう展開するのか、緊張していた。彼はごく真剣である。 「見るたびにへんな顔、って思ってた」

  へんじゃないと思うけどなあ。私はさらに( ② )に言った。

  「いや、へんだった。へんなんで、あんまり鏡を見ないようにしてた」。うーん。 「そしたらね、一年前に引っ越した家の玄関に大きな鏡があったの」。うん。

  「毎日何回も、玄関で自分を見ることになるんだよ。③いやだった。ところがね、ぼく」。 そこで彼は(注4)照(て)れて言葉をとぎらせた。ところが?

  「そのうち自分の顔をへんじゃないと思うようになったんだ。けっこう可愛いって思うようになったんだよ。」そうかあ、そうなのかあ。よかったね。 「よかったよ」。彼は嬉しそうに頷(うなず)いた。 でもなぜ、と私は聞いた。なぜ?

  「あのね、毎回顔見るたびに、へんじゃない、へんじゃない、って自分に言い聞かせたんだ。そしたら、いつの間にか、へんじゃなくなったんだよ」。ふうん、と私はうなった。 「ずっとへんだったら、自分がかわいそうでしょ。だからね、ぼく、一生懸命言い聞かせたんだよ」。そう彼は話を(注5)しめくくったのである。 教えられてしまった。憂鬱な気分にひたりこんでいる自分が、恥ずかしかった。桜は散り、月日は過ぎ去る。(注6)無為(むい)に(注7)うつうつしていてかわいそうなのは、じつに自分自身なのであった。

  (川上弘美 『なんとなくな日々』による)

  (注1)自分をもてあます:どうしていいかわからなくなる

  (注2)つゆ知らない:少しも知らない

  (注3)まじまじ:視線をそらさないでじっと

  (注4)照(て)れる:恥ずかしそうな顔をする

  (注5)しめくくる:話をまとめて終わる

  (注6)無為(むい)に:何もしないで

  (注7)うつうつ:心がふさいで楽しくない様子

  問1 ①「目を見開かされること」とあるが、それはどんなことか。

  1 鏡に映る自分の姿を見つめ直すことで、本当の自分のよさが見つけられたこと

  2 憂鬱(ゆううつ)な気分は自分の気持ちの持ちようで変えられるのだということに、気づいたこと

  3 少年と真剣に向き合わず、少年の顔の悩みに気づかなかったのをすまなく思ったこ と

  4 先日この少年と知り合いになったことで、それまでとは違う新しい自分を発見できたこと

  問2 ( ② )に入る最も適当な言葉はどれか。

  1 慎重 2 冷淡 3 愉快 4 親切

  問3 ③「いやだった」とあるが、少年は何がいやだったのか。

  1 大きな鏡がある家に引っ越したこと

  2 毎日へんな顔の自分と向き合うこと

  3 洗面所の鏡を見ることができなくなったこと

  4 自分の顔がへんだと自分自身で認めること

  答案:3 1 2 3 2 3 4 1 2 1 2

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