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問題Ⅲ 次の文章を読んで、後の問いの答えなさい。答えは、1.2.3.4から最も適当なものを一つ選びなさい。
(1) 情報化社会となると、すべての仕事が机の上でできるようになって、3K(キツイ キタナイ キケン)の仕事がなくなるような幻想がふりまかれていますが、それは間違いです。確かに、毎日会社や学校に行かなくても仕事や学習ができる部分はあるでしょう。しかし、パソコンを作る人、それを運ぶ人、運ぶ道路(トラック)や鉄道(貨車)を作り整備する人、その資材を作る人、その原料を掘り出す人と、パソコン一つをとっても多数の人々の労働の結晶なのです。その労働自身は、決してなくなることはありません。私たちの生活の中で必要とする、食べ物も住宅も着物も電気も、あらゆるものに労働が必要なのも確かです。情報革命は、通信の手段の革命であって、生活や労働を変える革命ではないことを、しっかりと押えておく必要があると思います。
(池内了『科学の考え方学び方』岩波書店による)
(注1)幻想がふりまかれている:夢のような非現実的な話が広まっている
(注2)パソコン:個人用のコンピューター
【問い】 筆者は情報化社会?をどのような社会と考えているか。
1 情報革命と同時に生活や労働が大きく変わる社会
2 通信手段は便利でも多くの人の労働が必要な社会
3 仕事や学習のために会社や学校が必要でなくなる社会
4 通信手段が発達し、危険で汚い仕事がなくなった社会
(2) 先生にはもともと年長者などの意味もあるが、今は一般的に教師を指す語。その教師にしても、生徒や学生から「先生」と呼ばれるのは、その職業名と一致するからかまわない。しかし、あとはゴムすり用であり、怒らせないためのおだて用である。
私も教師の端くれだが、学生以外から「先生」と呼ばれるのはいやだ。マスコミ関係者から取材を受けるとき「先生」と呼ばれると、「私はあなたに何も教えたことがないから、先生と呼ばないで」と頼む。ところがそれでは納得しない人がいる。だって、そう呼ばないと機嫌の悪い大学の先生がいるんです。ある男性の教授を○○さんと呼んだら、失敬だって怒り出したんですよと。
(遠藤織枝「気になることば先生」『週刊金曜日』2001年1月21日(299)号による)
(注1)ゴマすり:自分の利益のために相手をおだてること
(注2)~の端くれ:~の一人だが大したものではない存在
(注3)失敬:失礼
問1 いやだとあるが、なぜいやなのか。
1 自分は教師ではないから。
2 年長者だと思われるから。
3 自分は教師の端くれだから。
4 おだてられているようだから。
問2 それでは納得しない人とあるが、どの人か。
1 マスコミ関係者 2 男性の教授 3 同僚の教師 4 学生
答案:2 4 1 3